広島・新井監督、背番号25着こなしフル稼働誓う「選手たちと一緒に汗と泥にまみれて頑張りたい」

キャンプセレモニーであいさつする広島・新井監督　（撮影・奥　調）
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　広島は1日、宮崎・日南で1次キャンプをスタートさせた。今季から指揮を執る新井貴浩監督（46）は現役時代と同じ背番号25のユニホームを着こなし、グラウンドにブルペンに…と初日から精力的に動き回った。

　「よし、1年間、やってやるぞという気持ちでいっぱい。選手たちと一緒に汗と泥にまみれて頑張りたい」

　練習前の歓迎セレモニーでそう決意を述べて練習開始。「今の立場は選手を見ること。目が疲れるまで見たい」と話す通り、グラウンドでの一挙一動だけでなく、ブルペンにも足を延ばすなどして選手を注意深く見守った。

　午前の内野ノックでは自らグラブを手に取り、一塁に入って笑顔で送球を受けるシーンも。今後にノックバットを振る可能性にも言及し「あまり経験がないけど、サポートできることがあればどんどん協力しようと思う」と意欲的に語った。

　「みんないい動きをしていた。投手も野手も、各自で準備してきたことが分かった」

　最高気温21度。初日を「100点」と評した指揮官を春めいた日の光が明るく包んだ。