竜の涌井　エース背番20披露　同学年のダル「似合っていますね」と投稿

ブルペンで投げ込む中日・涌井（撮影・椎名　航）
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　昨年11月に楽天との交換トレードで移籍した中日・涌井が、背番号20のユニホーム姿をお披露目し、春季キャンプ初日にブルペンで17球を投げるなど順調な仕上がりを示した。

　「（ユニホームが）似合うかどうか、福島君、山本君に“どう？”って聞いたら、“かっこいいです”って。（自分が年上なので）似合いませんよと言えるわけないですけど」

　過去には杉下茂や星野仙一らが背負った竜のエースナンバー。同学年で親交があるパドレス・ダルビッシュも反応し自身のツイッターに「ユニホーム似合っていますね」と投稿しエールを送られた。

　ブルペンでは開幕投手争いに名乗りを上げる小笠原、柳、大野雄と、そろい踏み。涌井は「球が速い投手は僕の横には来てほしくないです。高橋宏斗とは絶対に一緒になりたくない」と冗談交じりに話したが、視察した立浪監督からは「飛ばし過ぎかな、というくらいの球を投げていた」と太鼓判を押された。

　所属4球団目、プロ19年目に臨む。通算154勝右腕は「自分のポジションを勝ち取らないといけない。開幕ローテに入れるように」と力を込めた。（湯澤　涼）