張本勲氏　「息子みたい」同じ広島出身の巨人・中田翔に熱血指導　「球つかまえたらそのままぶっ飛んで」

張本氏のアドバイスを受けながら打撃練習を行う中田翔（右）（撮影・西川　祐介）
Photo By スポニチ

　スポニチ本紙評論家の張本勲氏が古巣・巨人のキャンプを視察。期待を寄せる中田翔の打撃練習を見守り、フィニッシュ時の形について「振り終わった後の体重のかかり方が、後ろ足の右に残りすぎている。もっと前に乗せていかないと」と熱弁した。

　中田翔は昨季のシーズン途中から4番に定着。24本塁打を放ったが、張本氏は「試合の映像は何度も見ていた。あれだけの力があるのにもったいないなと思っていた。球をつかまえたらそのままぶっ飛んでいくくらいにしないと」。広島出身で日本ハムと巨人でプレーしたことなど共通点が多く「息子みたいなものだからね」と目を細めた。

　侍ジャパン入りした岡本和にも助言を送り「50本は打てる力はある」と話した。（川島　毅洋）