門田博光さん死去にネット衝撃…悲しみの声続々「思い出すのはブーマーとの脱臼」「誇るべきレジェンド」

[ 2023年1月24日 20:38 ]

1989年9月、本塁打後にブーマーとハイタッチし右肩を脱臼したオリックス・門田(左)
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 南海、オリックス、ダイエーでプレーし、プロ野球歴代3位の通算567本塁打をマークした門田博光(かどた・ひろみつ)氏が亡くなったことが24日、分かった。74歳。和製大砲として44歳までプレーし、通算1678打点も歴代3位。太くて長い野球人生を歩んだ偉大な打者が静かにこの世を去った。

 この訃報にネット上でも衝撃が走った。「門田さんの訃報にビックリ。安らかに眠ってほしい」「門田さん嘘やろ」「村田兆治さんに続いて、門田博充さんも亡くなられた。悲しいなぁ、寂しいなぁ」「門田さんもか…大阪球場ギリ知ってる世代としては英雄でしたよ。ご冥福をお祈りします」「平和台球場で芸術的アーチに酔ったなあ。合掌」「南海から続くホークスの誇るべきレジェンドでした。お悔やみ申し上げます」といった悲しみの声が続々。

 他にも「嘘だろ…40歳で2冠王はこれからも出ないだろうな。素晴らしい人でした」「南海ホークスの象徴…40歳で2冠王はやっぱりすごい。ご冥福をお祈りします」などといった声も。中には「門田さんと言えば肩の脱臼が印象的」「思い出すのはブーマーとの脱臼」「門田さんといえば、ブーマーハイタッチ事件ね。野村監督からは南海の3悪人と言われたよな。不屈のホームランバッター永遠に」「ブーマーとの脱臼が有名だけど凄いバッターだった」と印象深いシーンを思い出しながら故人をしのぶファンも多かった。


 ◆門田 博光(かどた・ひろみつ)1948年(昭23)2月26日生まれ、山口県出身。天理では3年夏の甲子園に出場。社会人のクラレ岡山を経て69年ドラフト2位で南海(現ソフトバンク)に入団。本塁打王3度、打点王2度。88年には史上最年長の40歳でMVPに輝いた。ベストナイン7度。オリックス、ダイエーでもプレーし92年に44歳で現役引退。通算567本塁打、1678打点はいずれもプロ野球歴代3位。06年に野球殿堂入り。左投げ左打ち。

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