中日・新助っ人アキーノに立浪監督「もっと練習しよう、もっと良くなる」焼肉会食で期待の大砲激励

　中日の新外国人、アリスティデス・アキーノ外野手（28）が23日、名古屋市内の球団施設で入団会見し、長打量産を誓った。

　「神様のおかげで、そういう能力は持っていると思うので、それを出せるように。向こう（米国）のニックネームは“カスティガドール”だ」

　メジャー通算41本塁打を誇る大砲候補にふさわしい愛称で、スペイン語で「打球が強すぎて捕球した手が痛い、罰を与える男」という意味だ。チームでは18年ビシエドの26発を最後に20発超えが不在だけに、課題解消へ期待が大きい。

　前日22日には名古屋市内の焼き肉店で立浪監督と会食。「“もっと練習しよう、おまえはもっと良くなる”と言ってくれた。打撃も守備も良くなると思っている」と意気込んだ。（湯澤　涼）

　《復帰アルモンテ「勝利を一番に」》3年ぶりに復帰したアルモンテはトレードマークのヒゲ姿で「戻って来ることができてうれしいよ」と笑顔を見せた。20年10月に21試合連続安打を記録した阪神戦で負傷交代して、そのままオフに退団。球団記録は1リーグ時代の49年西沢道夫の25試合連続で“更新”の可能性があり、「チームの勝利を一番に考えて。それで、いい結果が出て、記録もついてくれば」と力を込めた。