エンゼルスの売却中止にファンから批判殺到「最悪のニュース」「大谷をドジャースにトレードしろ」

[ 2023年1月24日 14:43 ]

エンゼルスの大谷翔平
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 大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスが、昨夏から検討していた球団売却を取りやめ、2023年シーズン以降も保有し続けると23日に発表したことを受け、球団の公式ツイッターにはエンゼルスファンから批判の声が相次いだ。

 「最悪のニュース」「大谷をドジャースにトレードしろ」「大谷を失い、今後20年間プレーオフに出場できないことを楽しみにしている」

 76歳のアート・モレノ・オーナーは2003年にウォルト・ディズニー社から球団を買収し、メキシコ系米国人として初めて大リーグ球団の筆頭オーナーに就任。しかし14年を最後にプレーオフから遠ざかるなど低迷が続いている。特にぜいたく税(課徴金)の支払いに否定的な同オーナーの球団経営方針には批判の声が高まっていた。

 同オーナーは、昨年8月に売却の意向を表明。エ軍ファンは資金力のある新オーナーが球団を買収することが、今季終了後にFAとなる大谷引き留めの唯一の道と期待していた。大谷の去就をめぐっては、ドジャースやメッツなどがオフの獲得に向けて資金面などの準備を進めており、史上初の総額5億ドル(約650億円)も予想される大谷争奪戦で、現経営陣が率いるエンゼルスが対抗できる可能性は低い。

 また「大谷マニア」として有名なFOXスポーツのアナリスト、ベン・バーランダー氏は自身のツイッターで「ビッグニュース。私がエンゼルスを買収して、大谷と生涯契約を結ぶ」などと皮肉たっぷりに反応した。

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2023年1月24日のニュース