オリックス、外国人2人の獲得を発表 メジャー22発のシュウィンデルと中継ぎで期待のコットン

[ 2023年1月24日 14:10 ]

 オリックスは24日、フランク・シュウィンデル内野手(30 =前カブス)、ジャレル・コットン投手(31=前ジャイアンツ傘下3A)を獲得したと発表した。ともに単年契約で推定年俸9000万円。背番号はシュウィンデルが23、コットンが42に決まった。

 メジャー通算22本塁打のシュウィンデルは13年ドラフトでロイヤルズに入団し、19年にメジャーデビュー。主に一塁を守り、21年にはカブスで56試合に出場して打率・342、13本塁打、40打点の好成績を残した。昨季は広島から移籍した鈴木誠也の同僚としてプレーし、75試合で打率・229、8本塁打、36打点だった。

 チームは昨季、杉本やT―岡田、外国人の不振が響き、チーム89本塁打がリーグワーストに終わった。さらに主砲の吉田正がポスティングシステムでレッドソックスに移籍し、長打力不足の解消が課題だった。

 コットンはメジャー通算17勝の右腕。12年ドラフトでドジャースに入団し、16年にアスレチックスでメジャーデビュー。先発経験もあるが、ここ数年は主にリリーフを務め、昨季はツインズとジャイアンツでプレー。決め球のチェンジアップを武器に高い奪三振率をマークしている。残留したワゲッスパックとともにブルペンを支えることになりそうだ。

 横田昭作球団本部長は「シュウィンデルはパワーとミート力もあって、結構バランスのいい選手。中心の選手が抜けてるので、そこをカバーしてくれる一人になったら良いなと思う。コットンは馬力もあるし複数イニングも可能かなと。中でいい仕事をしてくれるのかなと思う」と期待した。

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2023年1月24日のニュース