西武・外崎 打率アップへ“視力”アップ 動体視力向上で苦手のフォーク克服狙う

[ 2023年1月24日 04:40 ]

器具を利用して視力を鍛える西部・外崎(撮影・白鳥 佳樹)
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 打率アップへ視界は良好だ。西武の外崎が沖縄県内で自主トレを公開し、新たに周辺視野トレーニングを導入した。手鏡のような器具を手に持ち、中心に記されている小さな数字を上下左右に動かして目で追う。狙いは動体視力向上。「目のトレーニングが凄く大事。打撃、守備にもつながるし、縦の動きが弱いことに気づけた」と落ちる変化球に課題を見つけたためだ。

 昨季、自身のフォークに対する打率は・143(56打数8安打)で「一級品の投手は落ち球を持っているので縦の変化を意識しないといけない」。球界を代表する右腕のオリックス・山本やロッテ・佐々木朗らは150キロ前後の高速フォークを操る。「直球に見えるから厄介だけど、とっさの対応につながれば」と攻略の糸口を目で探っている。

 松井監督は山川、源田とともに外崎のレギュラーも明言。今季から副主将に就任した外崎は「ここ2、3年はふがいない成績で終わっている。信頼に応えられるように、背中で結果で引っ張っていきたい」と逆襲を見据えた。(福井 亮太)

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2023年1月24日のニュース