日本ハム・輝星、1030万円増で更改　来季球速アップへ「ドライブラインの道具を一式そろえようかな」

契約更改後に会見に臨んだ日本ハム・吉田輝
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　昇給分で自己投資！日本ハム・吉田が30日、ほぼ倍増となる1030万円増の年俸2000万円で契約を更改。「ドライブラインの道具を一式そろえようかなと。来年は球を速くしたいので、それをご褒美にしたい」と野球に投資する考えを明かした。

　米シアトルにあるトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」が、トレーニングの一環で用いる重さの違う5、6種類のボール。MLBの投手たちが愛用し、吉田自身も19年オフには同施設のスタッフから指導を受けていた。道具は一式10万円ほどで「高いんですよ。球速が上がるようにトレーニングしたい」と見据えた。

　今季直球の最速は151キロだったが、平均は144キロ。中継ぎ投手陣の平均球速は150キロ超えが多く、吉田も「先発でもリリーフでも150キロというのは基準になる。来年は“ホームラン球場”になってしまうので、球速は絶対に必要かな」と、外野の狭い新球場仕様に進化を図る。