日本ハム 被災地復興支援活動で収穫した米を参加者に配送 吉田「苗の一部は合宿所で水やりをしていた」

[ 2022年12月1日 13:52 ]

収穫した米を持つ日本ハム・吉田(左)と河野(右)球団提供
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 日本ハムは1日、2018年9月の北海道胆振東部地震で被災した厚真町の「田んぼのオーナー」を活用した被災地復興支援活動「ふぁい田!ATSUMAプロジェクト」を実施し、参加者25組に向けて収穫した「ななつぼし」5キロの発送を開始したと発表した。

 4期目の今年は5月に田植えを行い、6月に低温が続いた時期や9月に入り台風14号の影響で倒れた稲もあったが、農園を所有する高橋宥悦さん家族の管理のもと、品質や収穫量には影響なく順調に生育。10月1日に約80人が参加して2年ぶりに稲刈りを実施した。米は上厚真小学校5年生の児童が製作したしめ飾りととともに、参加者の家庭に向けて順次発送している。

 吉田は球団を通じ「田植え前の苗の一部は札幌合宿所で僕たちも水やりをしていましたので、袋詰めされたのを見ると無事に実ってよかったなと思います。新米のおいしさをご家族そろって味わってもらえたら僕たちもうれしいです」とコメント。河野も「小学生が作ってくれたしめ飾りは、ふぁい田の田んぼで育った稲わらを使っていて、飾りつけがとてもかわいらしいです。厚真町の子どもたちが元気に頑張っている姿が目に浮かびます」とコメントした。

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2022年12月1日のニュース