西武ドラ1・蛭間 背番号は「強打の外野手」象徴「9」に内定 満額で入団合意「ライオンズの顔に」

[ 2022年12月1日 05:00 ]

入団交渉を終え、埼玉西武ライオンズジュニア時代の写真を手に笑顔の蛭間(撮影・尾崎 有希)
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 西武がドラフト1位で指名した早大・蛭間拓哉外野手(22)の背番号が「9」に内定したことが30日、分かった。同日、都内のホテルで入団交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で合意。「ライオンズの顔、日本を代表するような選手になれるように頑張る。“ミスターライオンズ”と言われるような選手になりたい」と初々しく誓った。

 背番号は「9」と「55」が候補に挙がっていた。東京六大学リーグで13本塁打を放ち、大学日本代表で4番も務めた左打ちの外野手。内定した背番号は「9」だった。

 50メートル6秒1の俊足もある走攻守三拍子揃った強打のスラッガー。「9」はソフトバンク・柳田やヤクルト・塩見ら強打の外野手のイメージが強く、球団の期待値が伝わる。19年まで西武に在籍して最多安打を4度記録した秋山も新天地の広島でつけている。

 会見に同席した潮崎哲也球団本部編成グループディレクターは「三拍子揃った中で、特にバッティングに期待している。広角に、大きいのも打てる」と期待を寄せた。蛭間はプロ入りを前に奮発して15万円のダウンコートを購入したことを明かし「お小遣いはためる方だったので使いました」と会場の笑いを誘っていた。

 ドラフト指名選手の背番号は、12月6日の「新入団選手記者発表会」で正式に発表される予定だ。

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2022年12月1日のニュース