ソフトB・野村大、一般女性と結婚していた! 三塁レギュラー獲りに挑む5年目、愛妻のサポートが力に

[ 2022年12月1日 05:00 ]

新妻との似顔絵を手に笑顔を見せる野村大
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 「永遠の愛」を誓い、ゴールイン。ソフトバンクの野村大樹内野手(22)が結婚していたことが30日、分かった。お相手は静岡県出身で同じ22歳の一般女性。108本のバラを準備してプロポーズし、すでに婚姻届を提出している。食事面では万全のサポートを受け、来季は激戦区となる正三塁手の座を奪い、二人三脚で大ブレークを目指す。

 野球ボールの縫い目と同じ「108本」の赤いバラで気持ちを伝えた。野村大は「永遠の愛」を意味する花束をサプライズで手渡し、大阪市内のホテルでプロポーズ。お相手は同い年で静岡県出身。知人の紹介で出会い、「笑顔が素敵だった」とアプローチ。すでに婚姻届を提出しており、幸せいっぱいの新婚生活をスタートさせていた。

 「とにかく明るくて、元気な気持ちにさせてくれる子です。打てない時や悩んでいる時は野球以外の話をしてくれて、いつも励ましてくれます」

 精神面だけでなく食事面のサポートも万全で、家に帰ると栄養のバランスを考えた約10品の手料理がずらり。「本当に全部おいしいですよ。特に茶わん蒸しが好きで、最高です」と強じんなボディーの源になっている。日頃の感謝は野球で返すと意気込み、「奥さんのために頑張らないといけない。本当に大きな存在。野球で支えていきたい」と、自然とプレーにも力が入る。

 今季はコロナ禍で柳田ら主力7人が離脱した8月に存在感をみせた。「筑後ホークス」の一員として同23日の楽天戦では初回に決勝打となる先制2点タイムリーでチームを勢い付かせると、24日の同戦でプロ初の猛打賞を記録。4戦で19打数7安打、打率・368、5打点をマーク。最も苦しい時期の7連戦での勝ち越しに貢献した。「今年は1軍投手の低めの変化球が見えるようになった。優勝争いの雰囲気を感じられたことも大きい」。4年目で確かな足跡を残した。

 藤本監督には入団時から指導を受け、宮崎秋季キャンプでは2年連続で地獄ノックを受けた愛弟子。定位置獲りを目指す来季の正三塁手争いは大激戦区。左膝負傷から復帰予定の栗原が本格挑戦し、侍ジャパンに選出されている周東や1年目で10発を放った野村勇、大砲候補のリチャードなど7、8人がしのぎを削る。それでも、「打撃が求められることは分かっている。栗(栗原)さんより打って、レギュラーを獲る」と負けるつもりはない。

 「家族が増えて、もう自分だけの生活じゃない。今年は順調な1年になったけど、来年が勝負になる。もっともっと、結果を残したい」。公私ともに“ホット”な野村大が新妻はもちろん、ホットコーナーも守ってみせる。

 ◇野村 大樹(のむら・だいじゅ)2000年(平12)9月10日生まれ、兵庫県出身の22歳。小1から野球を始め、同志社中時代は「大阪福島リトルシニア」に所属し、U―15日本代表にも選ばれた。早実では日本ハム・清宮の1学年後輩で1年夏からレギュラー。高校通算68本塁打。18年ドラフト3位でソフトバンク入団。19年に1軍初出場初安打し、今季は自己最多31試合出場で打率.229をマーク。1メートル71、83キロ。右投げ右打ち。

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