西武・中村、現状維持2億円で更改「40歳でもバリバリやっていらっしゃる方もいる。頑張ります」

＜西武・契約更改＞契約更改し、記者の質問に答える中村（撮影・尾崎　有希）
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　西武・中村剛也内野手（39）が1日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億円でサインした。来季2年契約の2年目を迎える。

　プロ21年目の今季は史上14人目となる通算450本塁打に残り8本で迎え、8月12日の楽天戦で達成。「もう少し早く450本は達成できたかなと思う。チームも個人も残念な成績になったのでチームとしては優勝したいし、個人としては（来秋）いい契約更改を迎えたい」と見据えた。

　今季は88試合の出場で12本塁打。要所で勝負強さを発揮した。自身が「シーズンの入りが思うようにいかなかった」と語った通り、4月までの成績は打率・141、本塁打は0本だった。6月5日ヤクルト戦でスイングした際に右手親指の関節を痛め、約3週間の戦線離脱もあった。

　来年40歳を迎えるベテランの主砲は「入りにマックスにもっていくと後々疲れが出るので、難しい。節目かもしれませんが40歳でもバリバリやっていらっしゃる方もいる。頑張ります」と意気込んだ。