ソフトバンク風間球打がプロ入り後の実戦2戦目に先発もオバQフォーク打たれた

[ 2022年10月16日 19:57 ]

プロ入り後の実戦2戦目登板を終えたソフトバンク風間球打
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 オバQ(きゅう)フォークを磨き直し、来季の1軍先発を狙う。ソフトバンクの風間球打投手(19)が16日、プロ入り後の実戦2試合目となる3軍の練習試合に先発した。企業チームの沖データ教育学院を相手に2回34球、2安打1失点。タマスタ筑後での球速機で、直球の最速は151キロを記録も、初回1死三塁で3番打者にフォークを右前打されて失点。それでも「落ちなかったので、打たれましたね。でも、80点ですね」と陽気だった。

 22年のドラフト1位新人のフォークは筑後ファーム施設を訪れた際にエース千賀滉大からヒントをもらったもの。先輩右腕の変化球の代名詞“お化けフォーク”と自身の名前「キュウタ」にちなんで今春に“おばQフォーク”と名付けたが、試行錯誤はまだ続いている。

 千賀は、15日の今季の全日程終了後に海外FAを公使しての米メジャー挑戦を明言。来季から先発枠は、空くだけに気迫は十分だ。「もちろん、秋からその枠を狙っていきたいと思います」。今月末にはハロウィンを控えるが、若田部健一3軍投手コーチはドロンと変化しなかった変化球に首をかしげる。「何か、前回よりも球が空回りしていたね。元気はいいし、また、投げさせるよ」。大化けの本格化はもう少し先のようだ。

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2022年10月16日のニュース