“デーブ節”さく裂!巨人・新打撃チーフコーチ始動「4点差つける打線」「犠牲心いかに払うか」

[ 2022年10月16日 05:30 ]

増田大(左)に指導する大久保1軍打撃チーフコーチ(撮影・河野 光希)
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 新任の巨人・大久保打撃チーフコーチが、川崎市のジャイアンツ球場を訪れ、首脳陣、ナインにあいさつ。若手中心の紅白戦をバックネット裏で原監督と並んで見守り「選手たちの特徴、情報をもらう作業をしていました」と話した。

 95年の現役引退以来、来季28年ぶりに古巣に復帰。「デーブ節」も熱を帯びた。3年ぶりのリーグ優勝奪回へ向けて、描いたのは終盤に4点差をつける野球。「いかに3点目から4点目を取るか。終盤にかけて4点差をつけて展開できるような打線にしたい」とぶち上げた。その上で、今季12球団ワーストの88にとどまったチーム犠打飛についても言及。「犠牲心をいかに払うか。だから犠牲バント、犠牲フライと言う。選手たちにそういう意識付けをしないと、つながっているとは言えない」とした。

 08年には西武の打撃コーチとして、アーリーワークを取り入れて日本一に貢献。原監督も「凄くレベルの高い話ができた。お互い、非常によかったと思います」と目を細めた。(花里 雄太)

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