阪神・岡田新監督　黄色のネクタイ着用「新井も赤いネクタイしてたから」　早くも“宣戦布告”?

＜阪神・岡田監督就任会見＞　黄色のネクタイで会見にのぞむ岡田監督（撮影・大森　寛明）　
Photo By スポニチ

　阪神の第35代監督に決まった岡田彰布新監督（64）が16日午後、大阪市内のホテルで藤原崇起オーナー（70）、百北幸司球団社長（61）も同席し、監督就任会見を行った。岡田監督は「タイガースのためにユニホームを着る」と第一声を発した。

　会見では黄色のネクタイにも注目が集まった。黄色の意味を問われた岡田監督は「これですか?　黄色ですか?」と笑いながら、「いやいや、新井も赤いネクタイしてたから。黄色にしていかなあかんかなと思って。それだけです」と笑顔で明かした。黄色はタイガースカラー。そのうえで、12日の広島監督就任会見に赤いネクタイで登場した新井貴浩氏の名前を挙げた。

　新井氏は、シックなスーツにカープカラーの赤のネクタイを自分で選んで会見に登場。「小さい頃から私も広島でカープファンでしたし。どれか色を選びなさい、となれば小さい頃から赤でした。きょうも赤です(笑)」と告白。“背番号15を希望する”ジョークもまじえた会見で、広島ファンのハートをがっちりキャッチした。

　新井氏は07年オフに国内フリーエージェント宣言し、広島から阪神に移籍。当時、阪神は岡田監督で、08年シーズンは同じ釜の飯を食った間柄だが、指揮官同士となった来季の戦いに、再び注目が集まりそうだ。