東洋大野球部元監督・高橋昭雄氏死去 74歳、敗血症のため 08年大学4冠、最多542勝の名将

[ 2022年9月8日 13:15 ]

高橋昭雄さん
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 東洋大元野球部監督の高橋昭雄(たかはし・あきお)氏が7日午後7時38分、敗血症のため、群馬大医学部付属病院で死去した。74歳。埼玉県出身。8日、同大が発表した。

 通夜は11日午後6時、葬儀・告別式は12日午前11時から、いずれも群馬県前橋市天川大島町1035-7、前橋メモリードホールで。喪主は妻初江(はつえ)さん。

 高橋氏は大宮工を経て、東洋大で捕手として活躍。日産自動車入社後、1年で退社して23歳で東洋大監督に就任した。46年間の監督生活では東都大学リーグ1部で通算18度優勝。全日本大学選手権4度、明治神宮大会も2度制覇。2008年には大野奨太(現中日)らを擁して春秋リーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会の「大学4冠」を達成。17年には春秋連覇を果たし、明治神宮大会に出場。46年間で1部通算歴代最多の542勝を挙げ、18年3月に勇退した。1986年日米大学野球選手権、2004年世界大学野球選手権の大学日本代表監督も務めた。

 主な教え子に達川光男(元広島監督)、松沼博久、雅之兄弟(元西武)、仁村徹(元中日)、清水隆行(元巨人)、今岡真訪(元阪神)、鈴木大地(楽天)ら。

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