中日 現役最年長45歳の福留が現役引退 午後会見 日米通算2450安打のレジェンド24年目でピリオド

[ 2022年9月8日 10:13 ]

雨のナゴヤ球場で練習する中日・福留(左)
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 中日は8日、現役最年長の中日・福留孝介外野手(45)が今季限りで現役を引退すると発表した。24年間で日米通算2450安打を放ったレジェンドは午後にバンテリンドームで会見を開く。

 福留はPL学園、日本生命を経て98年ドラフト1位で中日に入団。持ち前の打撃を武器に1年目から活躍し、3度のリーグ優勝に貢献。首位打者2回(03、05年)、ベストナイン4回(02、05、06、15年)、ゴールデングラブ賞5回(02、03、05、06、15年)を獲得し、06年にはMVPにも輝いた。06年、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表として世界一に貢献するなど、国際舞台でも活躍した。

 07年オフにはFA権を行使して大リーグのカブスに移籍。大リーグで5年間プレーし、13年に阪神で国内復帰すると、21年には古巣・中日に復帰し、代打の切り札として存在感を見せた。

 今季はPL学園の先輩である立浪和義監督の下、3月25日の巨人との開幕戦では「3番・左翼」でセ・リーグ野手最年長の先発出場を果たすなど活躍が期待されたが、開幕から25打席連続無安打と打撃不振に陥り、22試合出場で23打数1安打の打率・043と結果を残せず、交流戦終了後の6月13日に出場選手登録を抹消され、2軍での調整が続いていた。

 球団は功績をたたえ23日からの巨人3連戦中にセレモニーを実施する方向で調整している。

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