西武・辻監督 勝てない隅田に試合前にかけた言葉は「一生懸命になりすぎるな」

[ 2022年8月31日 22:37 ]

パ・リーグ   西武2―4日本ハム ( 2022年8月31日    ベルーナD )

<西・日>初回から2失点した西武先発・隅田(撮影・尾崎 有希)
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 西武・辻監督が先発したドラフト1位左腕・隅田に「脱力のススメ」だ。

 隅田は6月9日の巨人戦以来の先発マウンド。3月26日のオリックス戦でプロ初登板初勝利を挙げたが、その後は白星に恵まれず8連敗を喫している。

 この日の試合前、指揮官が隅田に掛けた言葉は「一生懸命になりすぎるな!」だった。

 「全力でなくても8分ぐらいの力でスピンの効いたボールを投げられる投手なんだから。必死になりすぎると、どうしてもどこかに力みがある」

 しかし隅田は初回、先頭の木村に初球をいきなり二塁打。さらに1死一、二塁から松本剛の左翼線二塁打で2点を先制された。
 2回以降は走者を出しながらも何とか無失点。5回5安打2失点で降板した。

 指揮官は「性格なのかな。楽しめ、と言ってもそうなっちゃう。(緊張が伝わってくる)マウンドでの仕草が駄目だね」と注文を付けた。

 隅田は次回も先発で起用する予定。辻監督は「もっと大胆にいってくれれば良かった。いい球もある。ちょっとしたことだと思うんだけど…」と、何か「きっかけ」をつかんで好転することを期待していた。

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2022年8月31日のニュース