ソフトバンク・ガルビスが痛恨の暴走 藤本監督もあきれ顔「勝手に行っちゃいました」

[ 2022年8月31日 22:19 ]

パ・リーグ   ソフトバンク0─3ロッテ ( 2022年8月31日    ペイペイD )

<ソ・ロ>5回、打者・増田の時に一走・ガルビスは二盗失敗しベンチに戻る(撮影・岡田 丈靖)          
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 ソフトバンクのフレディ・ガルビス内野手(32)が痛恨の暴走を侵した。8月31日のロッテ戦に「7番・三塁」で出場。0―2の5回先頭で中前打で出塁も、続く増田の打席での1球目に独断で二盗を企画。難なく刺殺されて好機は消滅。ベンチ内は騒然となった。

 「勝手に走った。何も(サインは)ないです。勝手に行っちゃいました。“さあ、行こう”というところだったんだけど。(言うことは)それだけです」 試合後の藤本監督は、あきれ気味に振り返った。チーム内で今宮、周東、野村勇、牧原大に独断での企画、実行が許可されているが2点ビハインドの場面での助っ人の不意のスタートは痛恨だった。

 8月29日のロッテ戦でも、ガルビスには悔やまれる走塁ミスがあった。2―1の5回1死一、二塁で二塁走者の助っ人は2番手・岩下の変化球をはじいた捕手・佐藤都の動きを見て三塁へスタートも難なく送球されアウト。流れを奪われて試合も2―3で逆転負けした。

 ロッテ戦で2試合連続での手痛い“足”でのミス。映画「暴走特急」でおなじみのアクション米俳優スティーブン・セガールをほうふつとさせる長髪ドレッドヘアの両打ち助っ人はベンチに戻ると首をかしげ続けていた。

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