落合博満氏 “神主打法”と言われた小笠原道大、中村紀洋との共通点は「ありません」

[ 2022年8月31日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が31日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「100の質問 野球編」で自身と同じく「神主打法」と言われた小笠原道大(48=巨人2軍打撃コーチ)、中村紀洋(49=中日2軍打撃コーチ)との共通点について言及した。

 「中村紀(洋)さん、小笠原(道大)さんも神主打法と言われてますが、落合さんとの共通点はありますか?」と質問された落合氏は「ありません」と即答。その理由について「だって考え方が違うもん」とした。

 その「考え方」について聞かれると「小笠原はもうブンブン丸でな、振りましてくるっていう。んで、中村紀はどっちか言えば右中間方向にいい打球打てるのに(左中間方向に)引っ張り込みにいくっていう。オレはもうセンター中心にっていうバッティングのスタイルが違う」と明かした。

 2人とは構えこそ似てはいるもののモノや本質が「違う」とした落合氏。「なぜ球場ってセンターが深いと思う?」と逆質問されたスタッフは「打球が伸びるからなんですかね」と答えると「だと思うよ」と正解とした。

 続けて「ピッチャーから来たボールをピッチャーに打ち返すのが1番距離が出るんだろうと思う。という考えのもとでね、センター中心にっていう。だからバックスクリーンしか狙ってない。それで(タイミングが)早ければレフト行く、差し込まれたらライト行くっていう考えのもとで野球やってたから。始めからレフト方向狙っていくだなんてことはなかったからね」と自身の考えを伝えた。

 野球に対する考えの違いもあることから「だから共通点がないものに構えが一緒だからって同じとは言えないよ」と語った。

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2022年8月31日のニュース