落合博満氏 現役時代に打撃不調でノック調整したウワサは「本当」 その目的とは?

[ 2022年8月31日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が31日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。「100の質問 野球編」で現役時代に不調に陥った際にノックをして調子を取り戻していたというウワサの真相を語った。

 シーズン中に調子を落とし、打撃に不具合が起きることについて「体力的に落ちてきたっていうことなんだろうと思うけどね」と原因を分析。現役時代に不具合が起きた場合の自身の調整法については「休んだ。自分の体を休めた。体力を戻すためにね。でも試合は出るわけだから」と試合以外では体を休めることを最優先にしていた。

 現役時代に打撃が不調の際にはノックをして調整していたというウワサについては「本当です」と事実とした。続けて「自分のポイントを確かめるっていうことだけだよ。ノックってのは死に球だからね。死に球をどうやってボールに回転かけて直すかっていうことだから。調子が悪けりゃ、自分のポイントにボールが上がってこないしね。だからポイントを確かめるっていう意味でやってた」とノックで調整していた理由を語った。

 ノックで打つ球数は「結構打つよ」とし「で、(チームも)打たしてくれたしね。“なんでお前そこでノックするんだよ”っていう時代もあったし、“ああいいよ”っていうふうな時代もあったしね」と振り返った。

 また、落合氏が打ったノックを受けるのは当時の選手たちだったとし「だからノックうまかったろ?現役の時から」としたり顔。さらにノックを打つのは「疲れない。打ち方を覚えればね」とした。

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2022年8月31日のニュース