楽天・浅村“奇策”自らの判断で犠打も失敗 守護神・松井裕2失点、今季初のセーブ失敗

[ 2022年8月31日 05:11 ]

パ・リーグ   楽天3-4オリックス ( 2022年8月30日    楽天生命 )

<楽・オ>9回無死一、二塁、浅村がバントを失敗、小飛球になる(撮影・篠原 岳夫)
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 楽天の執念は実らず、痛恨の逆転負けを喫した。1点リードの9回に守護神・松井裕が2失点で今季初めてセーブに失敗。直後の攻撃で無死一、二塁から浅村が自らの判断で送りバントを試みたが、捕邪飛に。17年以来で移籍後初の犠打とはならず。後続は連続三振に倒れ、3位・オリックスとのゲーム差は1・5に広がった。

 石井監督は「(浅村は)勝利に一番近いと思ってトライしてくれた。後ろ向きじゃないのでとやかく言えない。松井でやられたらしょうがない」とナインをかばった。指揮官自身も1点を追う4回1死二、三塁で捕手の太田に代打・渡辺佳を送り、先発・則本も4回(2失点)で見切る勝負手。渡辺佳は一時逆転の適時打を放ち、5回から継投策に入ったが、逃げ切ることはできなかった。

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2022年8月31日のニュース