ソフトB・正木　“ノーノーショック”振り払った　プロ初の4安打だ、決勝弾だ、補殺だ

パ・リーグ   ソフトバンク６―0日本ハム （ 2022年8月28日    札幌D ）

＜日・ソ＞ガッツポーズで写真に納まる正木（撮影・高橋茂夫）
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　前日のノーノーショックをソフトバンクのドラフト2位ルーキー・正木が振り払った。3回、左腕・加藤の初球を「完璧に捉えることができた」と弾丸ライナーで左翼席に突き刺す2号先制ソロ。チーム12イニングぶりの得点を挙げた。その後も止まらず5回は左前打、7回には1死二塁から左前打。9回にも左前へ運んでHランプをともし、4打数4安打でプロ初の猛打賞をマークした。

　初ヒーローインタビューでは「1打席目の初球からしっかり振れる準備をしてきたので、それがいい結果に結びついた」と笑顔がはじけた。守備でも4回に中堅から好返球して本塁でタッチアウトにし、先発の千賀を助けた。藤本監督は「正木がはまったね。左（投手）のときには使える計算ができた」と目を細めた。