日本ハム・古川裕 不調の打線の中で3試合連続安打 千賀撃ち「うまく打てたかな」

[ 2022年8月29日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム0―6ソフトバンク ( 2022年8月28日    札幌D )

<日・ソ>4回、安打を放つ古川裕(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは28日のソフトバンク戦で散発5安打で零敗した。湿った打線の中で気を吐いたのは、大卒2年目捕手・古川裕だ。1点を追う4回1死二塁、千賀の154キロ直球を中前へとはじき返した。二塁走者の近藤が本塁憤死で同点にこそならなかったが、球界を代表する右腕から放った一打に「うまく打てたかな」と胸を張った。

 今カード計3試合で2得点と、不調の打線の中で3試合連続安打。26日は東浜、27日は武田、この日は千賀といずれも好投手から安打をマークし「打撃の調子も悪くないので、練習のまま打てればいい。タイミングが遅れることがあるので、そこだけ注意して(打席に)入っている結果かな」とうなずいた。

 好投手の前で沈黙する打線に、金子野手総合兼打撃コーチは「来年以降、優勝争いをするなら好投手に対して球数を投げさせるようないやらしい打撃をしないといけない」と苦言を呈した。積極的な打撃が前面に出すぎ、失われつつある粘り強い打撃を各打者に求めた。(清藤 駿太)

続きを表示

2022年8月29日のニュース