巨人・原監督 17年ぶり2年連続で虎に負け越し「現実は現実」 堀田は「理解してくれてないのかな」

[ 2022年8月20日 17:45 ]

セ・リーグ   巨人1―5阪神 ( 2022年8月20日    東京D )

<巨・神>ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は長嶋茂雄終身名誉監督(86)が見守る中で阪神との伝統の一戦に連敗を喫し、今季ワーストタイで2カ月連続&今季3度目となる5連敗。2003~05年の3年連続以来17年ぶりとなる2年連続の阪神戦負け越しが早くも決まった。今季ワーストにあと1と迫る借金6。阪神戦はこれで6カード連続負け越しで、本拠・東京ドームでの阪神戦も3カード連続負け越しとなっている。

 プロ3勝目を目指した先発右腕・堀田が2回2死走者なしから先制を許すと、3回にも2死走者なしから佐藤輝にバックスクリーン左へ18号ソロを浴びて3回3失点KO。打線はMAX156キロだった相手先発右腕・藤浪から6安打しながらも要所を抑えられ、2016年4月5日(東京D)以来6年ぶりの巨人戦白星を献上している。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――打線を組み替えて活性化もあった

 「いろんな総合的に考えてというところですけどね」

 ――坂本はベンチスタート。休養という部分

 「まあ、あの、全ていろんな状況の中でのというところですね」

 ――喜多を初のスタメン起用

 「雰囲気、全体的に視野も広いしね。経験こそありませんけど、非常に資質の高いキャッチャーだと思いますね」

 ――打線は全体的に元気がない

 「そうね、つながらないというところでしょうね。ちょこちょこ、今日ヒットが出たから、あしたいくでしょう」

 ――堀田は2回、3回は2アウトから失点

 「そうですね。桑田コーチは、とにかく粘るんだというのがね、一つのピッチャーに対する教訓、教え。一番の、僕らもよく聞くしね。そこが理解してくれてないのかなというね。2アウト、なおかつ2ストライク取ってからの得点というのはね、あまりにも野球というのは技術だけでやるもんではないんだろうな、というのはね、そこは彼にも分かってもらいたいね」

 ――阪神戦2年連続負け越し

 「そうですね。現実は現実ですから。まだ終わったわけじゃないんでね。受け止めながら、また戦っていくということですね」

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