【甲子園】下関国際が初の決勝進出 春Vの大阪桐蔭に続き、準Vの近江も撃破 29年ぶり快挙

[ 2022年8月20日 15:13 ]

第104回全国高校野球選手権大会・準決勝   下関国際8-2近江 ( 2022年8月20日    甲子園 )

<近江・下関国際>6回、適時二塁打を放ちガッツポーズする下関国際・森(撮影・藤山 由理)
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 下関国際(山口)が近江(滋賀)を破り、初の決勝進出を果たした。準々決勝で今春センバツ優勝の大阪桐蔭を破ったナインは準決勝でセンバツ準優勝の近江も撃破。山口県勢64年ぶりの優勝を目指す。

 下関国際は初回1死二塁から3番・仲井慎(3年)の左前適時打で先制。3回にも1点を加えると、2-2の6回1死満塁から森凜琥(3年)が2点打を放ち、勝ち越しに成功。7回にも仲井の中犠飛で1点を追加し、相手エース・山田陽翔(3年)をマウンドから引きずり降ろした。8回にも2連続スクイズなどで3点を加えリードを拡大した。

 投げては2回無死一、二塁から登板した2番手・仲井が5-2の7回2死一、三塁のピンチをしのぐなど力投し、勝利をつかんだ。

 準々決勝で今春センバツ優勝の大阪桐蔭を破り、準決勝では準優勝の近江を撃破。選抜の優勝校、準優勝校を夏の大会で倒したのは、桑田真澄、清原和博が1年生だった1983年のPL学園以来、29年ぶり。山口県勢は1958年に柳井が全国制覇。勢いに乗ったチームが64年ぶりの優勝へ突っ走る。

 

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