【甲子園】仙台育英7年ぶり3度目の決勝進出 東北勢対決圧勝し悲願の優勝旗「白河の関越え」へ

[ 2022年8月20日 12:05 ]

第104回全国高校野球選手権大会・準決勝   仙台育英18ー4聖光学院 ( 2022年8月20日    甲子園 )

<聖光学院・仙台育英> 2回1死満塁、仙台育英・遠藤は右中間に3点適時二塁打を放つ (撮影・後藤 大輝)
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 仙台育英(宮城)は打線が19安打18得点の猛攻を見せ、聖光学院(福島)に圧勝。2015年以来、3度目の決勝進出を決めた。

 初回、聖光学院に先制点を奪われたものの直後の2回に3者連続適時打、1死満塁から遠藤太胡(3年)の走者一掃適時二塁打など打者14人の猛攻で一挙11点を奪った。

 3回も2点を加えると、6、7回にも2点ずつ追加。9回も追加点を奪うなど、最後まで攻撃の手を緩めることなく聖光学院を突き放した。

 投手陣も大量援護に守られ、高橋煌稀(2年)、湯田統真(2年)、仁田陽翔(2年)とつなぎ、勝利した。

 仙台育英は1989年にエース・大越基(元ダイエー)を擁し、初めて決勝まで駒を進めたが、延長戦の末、帝京(東東京)に敗れ準優勝。2015年には佐藤世那(元オリックス)や平沢大河(現ロッテ)らを擁し、2度目の決勝進出を果たしたが、東海大相模(神奈川)に敗れ悲願の初優勝はならなかった。3度目の正直で深紅の優勝旗の「白河の関越え」を目指す。

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2022年8月20日のニュース