ソフトB・板東「不安しかなかった」 いつか1軍で“相棒”甲斐野にバトン託す日が楽しみ

[ 2022年8月20日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―2日本ハム ( 2022年8月19日    ペイペイD )

<ソ・日>6回、マウンドに上がる前に甲斐(左)と話す板東(撮影・岡田 丈靖)       
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 【記者フリートーク】昨年の1月。寒空の筑後のファーム施設リハビリ組で汗を流すソフトバンク・板東の表情は曇っていた。20年10月に右肘手術。ライバルたちは自主トレで課題に取り組み、キャンプインに向けて仕上げている時期。焦る気持ちを抑えながら、「体の使い方をとにかく勉強している」と負担の少ないフォームを一から見直す日々を過ごしていた。

 「また戻れるのか不安しかなかった」という時間を支えてくれたのが同じく右肘手術を受け、リハビリ中だった甲斐野。プライベートのことから、変化球の握りを相談したことも。「お互いに意識している関係。あいつとは一緒に上がっていきたい。俺は常に先をいかないと」。今はともに1軍で奮闘中。“相棒”にバトンを託す場面も楽しみだ。(ソフトバンク担当・福井 亮太)

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