ヤクルト中村「やり返したいなという強い気持ちで試合に臨んだ」自己最多5打点「あれ、何年か前に…」

[ 2022年6月22日 23:21 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―3中日 ( 2022年6月22日    バンテリンD )

<中・ヤ>最後を締めたコール(右)とグータッチする中村(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトは中村悠平捕手(32)の自己最多となる5打点の活躍で中日戦(バンテリンD)に勝利した。6回には浜田が2戦ぶりとなる決勝の6号2ランを放ち、チームの貯金は22となった。

 試合後の中村との一問一答は以下の通り。

 ――1本目の適時打。

 「オスナのところで点が取れなくて、何とかカバーしたいなと思って打席に入ったのと、昨日嫌な負け方をしていたので、何とか今日やり返したいなという、強い気持ちで試合に臨んだんですけど、それがいきなり初回にああいった場面で回ってきたので、より一層燃えたというか、何とかしたいなという気持ちだった」

 ――昨日の負けがあるからこそ価値ある先制点。

 「そうですね。流れ的にも向こうの流れで、今日のゲームは昨日のいい流れのままきているところで、その流れを止めるにはやっぱり僕らも相手に負けない気持ちというかね、そういうのが上回る物がないといけないと思っていたので、それは初回にああやって3点取れて、ムネも必死に走ってくれたんですけど、取れてよかったと思います」

 ――2本目の適時打。

 「2点差のまま終盤にいくのと、ああいうふうに1点でも2点でも取って終盤に行くのとでは全然違うので、あそこで追加点を取れてよかったですよね」

 ――両方とも追い込まれてからの一打。
 「本当は若いカウントとかで捉えたいんですけど、なかなか仕留めきれず、それが今日はたまたま追い込まれて、何とか食らいつくっていうところですよね。簡単には終わらないとか、しぶとく、後ろにつなぐとか。そういった気持ちでなんとか」

 ――去年の経験が大きいと言っていたが、配球の読みがはまるようになっている部分もあるのか。

 「もちろんありますよ。相手のバッテリーの攻め方どうかなとか、さっきの打席どうだったとか、いろいろ加味しながら、考えながら一日一日やっているので、そうやって絞っていても、なかなか打てないときあるし、それがプロの世界の難しいところですし、それで、終わるわけではなくて、毎日毎日、毎打席毎打席、めぐってくるわけで、そういった中でなんとか結果を残せるようにと思いながらやっている」

 ――得点圏打率が苦しんだ。

 「だいぶ苦しみましたし、やっぱり5番打たしてもらうときもあって、チャンスですごく回ってきて、打てなくて、メンタル的にもきついときもあったけれど、そういうのも打破していかなくちゃいけないと思うし、もちろん4番に村上がいて、チャンスで、あいつが塁に出るのは、けっこうな確率ででるわけで。塁に置いて回ってくる機会がすごく多くなってくるので、そこは自分で、これからもそうですけれど、打破していくことがすごく大事かなと」

 ――それを打破するためにやっていること。

 「根気よくやっていくしかないと思っているので、打席のみにかかわらず、リードもそうですけれど、根気よく一球一球やっていこうかなと」

 ――落ち込むことは。

 「ありますけれど、引きずっていたらやっていけないと思うので。それはそれで、次の日になったら、新たなニューデーとして、切り替えます」

 ――5打点は自己最多。

 「あれ、何年か前に、あれは4打点か。東京ドームで4打点?それはまあ。俺が打てば点が入るんだなと、今日分かったんで」

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