巨人・増田陸 強烈な自打球が左膝付近を直撃 元木&阿部コーチ駆け寄るも“ド根性”で打席続行

[ 2022年6月22日 22:12 ]

セ・リーグ   巨人5―4DeNA ( 2022年6月22日    東京D )

巨人・増田陸
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 巨人のホープ、増田陸内野手(22)がDeNA戦(東京D)で自打球を左膝付近に当てて途中交代するアクシデントがあった。

 「7番・一塁」で先発出場。5―4で迎えた8回、先頭打者として入った第4打席だった。この回から登板した5番手右腕・平田が2ボール1ストライクから投じた4球目、内角へのツーシームを強振。強烈な自打球が左膝付近を直撃した。

 衝撃と痛みに、顔をゆがめてその場に倒れ込んだ増田陸。トレーナーが慌てて駆け付けた後には三塁コーチャーを務める元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)と、ベンチからは阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)も駆けつけて心配そうに声がけ。だが、増田陸はベンチには戻らず、その場でトレーナーにアイシングスプレーをかけてもらっただけでそのまま打席続行となった。令和とは思えない“ド根性”を見せた若武者にはスタンドの両軍ファンから拍手が降り注いだ。

 打席に戻る際には相手捕手・嶺井にも頭を下げて礼儀正しいところを見せたが、結局、8球目カーブに空振り三振。この日は2三振を含む3打数無安打に終わり、悔しそうな表情でベンチへと引き上げた。直後の9回から一塁守備には中田が入り、増田陸は途中交代となっている。

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2022年6月22日のニュース