元阪神・荒木氏は「シナプス療法」資格取得 第2の人生に鳥谷氏も「たくさんの方に勇気を与える」

[ 2022年6月22日 14:57 ]

荒木郁也氏(左)と鳥谷敬氏
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 昨季限りで現役を引退した元阪神の荒木郁也氏(34)のセカンドキャリアについての発表会が、22日に株式会社AIMSによって大阪市内で開かれ、阪神で同僚だった鳥谷敬氏(40)がゲストとして駆けつけた。

 荒木氏は現役最終年だった昨年に、電気やメスではなく手技で神経を調整する新型治療法「シナプス療法」を受け、「自分の体の感覚であったり、今まで取れなかった痛みが一気に改善された」と治療効果を実感。「自分が(施術を)受けて非常に良いものでしたので、体が悪い人だったり、怪我している人たちに今度は自分が施術をして、喜んでもらいたい思いが少しずつ出てきた」と、現役引退後に自ら「シナプス療法」を学んで資格を取得した。

 会見では鳥谷氏自らが、荒木氏による「シナプス療法」の施術体験を行った。「治療というと、針を打ったり指圧だったり、治すために痛みを伴ったり(体に)拒否反応が出るんですけど、それが一切ない」と鳥谷氏も効果を実感。資格取得後は初という荒木氏の施術に「98点。(残り2点は)これからの頑張りに期待して」と笑顔で採点した。

 かつてのチームメートが歩み出した第2の人生に「野球選手のセカンドキャリアという意味でも、たくさんの方に勇気を与えると思う」と語った鳥谷氏は、「自分自身も今、メディアを通じて野球を分かりやすく伝えたりとか、魅力を伝えることによって野球に恩返ししたい思いがある。(荒木氏も)人の身体を治したりとか、心を整えることで社会に貢献していってくれると、野球選手のセカンドキャリアとしての幅も広がりますし、野球選手の価値も上がったりすると思うので。スポーツを一人でも多く続けさせるというところで頑張って欲しいなと思っています」とエール。荒木氏も「1年でも長くアスリートの方々に現役を続けてほしいので、そういう人たちにシナプス療法を広めていきたい。そして自分の手でたくさんの人を施術して、喜んでいただきたい」と、決意を新たにした。 (阪井 日向)

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2022年6月22日のニュース