巨人ウォーカー「アシタモ、カチマス！アリガトウゴザイマス！」　2戦連発15号で空中戦に決着

セ・リーグ   巨人5―4DeNA （ 2022年6月22日    東京D ）

＜巨・D＞笑顔でポーズするウォーカー（撮影・白鳥　佳樹）
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　巨人のアダム・ウォーカー外野手（30＝米国）がDeNA戦（東京D）で2戦連発となる15号ソロ。両軍合わせて5本塁打が飛び交った空中戦に決着をつけた。

　「2番・左翼」で先発出場。4―4で迎えた7回だった。先頭打者として入った第4打席。この回から代わった4番手右腕・伊勢がカウント1―1から投じた3球目、真ん中に入ったスライダーを逃さず、バックスクリーン左へ叩き込んだ。

　初回の第1打席では左中間フェンス直撃の二塁打。だが、2回の第2打席は犠飛性の左飛を放つも三走・メルセデスがスライディングを怠って本塁憤死で犠飛にならず、4回の第3打席は痛烈な当たりで三塁手・宮崎のグラブをはじくもバックアップした遊撃手・森の強肩に阻まれ、内野安打を逃している。

　試合後、お立ち台でそのことを聞かれたウォーカーは「2打席目、3打席目で打点を挙げるチャンスで惜しくもできなくて、第4打席はなんとか得点できるように考えて打席に入りました。それがいい結果になって本当にうれしいです」と回想。バックスクリーン左へ叩き込んだ一発の感触を聞かれると「大きい打球だったんですけれども、感触はとても良かったです。なんとかチームの勝利につながってとってもうれしいです」と笑顔で繰り返した。

　試合前には自ら希望して特打も。「自分のやること、やるべきこと、自分のルーティンをつくるためにアーリーワークに出てコーチに投げていただいているんで、そこに参加して自分のベストを尽くそうと思っています」とウォーカー。東京ドームでは6月4日のロッテ戦以来18日ぶりの白星となったが「毎試合チームの勝利のために一生懸命やってますので、あしたも頑張ります」と話し、最後は「アシタモ、カチマス！アリガトウゴザイマス！」と流ちょうな日本語で高らかに宣言していた。

　ウォーカーは前日21日の同戦では先発右腕・大貫から6回に同点ソロを放っており、これで2戦連発。