楽天 島内サヨナラ3ランで首位返り咲き!岩手県営最後の試合を劇的白星で飾る

[ 2022年6月22日 21:30 ]

パ・リーグ   楽天6―3日本ハム ( 2022年6月22日    盛岡 )

<楽・日>9回、サヨナラ3ランを放った島内を手荒く出迎える楽天ナイン(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 楽天は22日の日本ハム戦に6―3とサヨナラ勝ちで2連勝。3―3で迎えた9回、島内宏明外野手(32)が4号サヨナラ3ランを放ち勝利に貢献。老朽化により最後のプロ野球開催となった岩手県営野球場で劇的な白星を飾った。

 西武時代を通じ盛岡県営初登板となった先発の岸は3回、1死二塁から松本剛に左翼ポール際を巻く3号2ランを被弾。先制を許したが4、5、6回と3イニング連続で3者凡退。7回には先頭の野村に右前打を浴びるも、続く木村の2球目に仕掛けてきたバスターエンドランを外側へ大きく外す投球で阻止。木村は空振り、二塁を狙った一走・野村も捕手・太田の好返球でタッチアウト。一死走者なしとなって後続も打ち取り、この回で降板。打者24人対し82球、被安打3、奪三振9、与四球1の2失点という内容だった。

 打線は1―2とリードを許した4回、浅村が右翼スタンドへ12号ソロを放ち同点。さらに2死一、三塁から太田の二塁への適時内野安打により逆転に成功した。

 しかし3―2とリードした8回から登板した2番手の安楽が誤算。1死走者なしから上川畑、石井一、松本剛と3連打を浴びあっさり同点に追いつかれ降板。3番手の鈴木翔が後続を封じ逆転こそ許さなかったが、岸の6勝目は幻となって消えてしまった。

 それでも9回、茂木と鈴木大の連打で2死一、二塁とすると島内が右翼スタンドへ飛び込む4号サヨナラ3ラン。劇的な決着で2連勝を飾り、ソフトバンクが敗れたため首位に返り咲いた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月22日のニュース