落合博満氏 投手・根尾に言及「苦労すると思います」「ピッチャーは大変な職業」

[ 2022年6月19日 22:44 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が19日、NHK「サンデースポーツ」(後9・50)に出演。この日の巨人戦で登板した中日・根尾昂外野手(22)について言及した。

 落合氏は投手・根尾について、「これはもう球団と本人が決めたことなんでね。周りがとやかく言うことはない」と前置きした上で、「ピッチャーの練習してなくて151キロ出すんだから、それなりの物を持ってるとは思います。ピッチャーは大変な職業なんでね。野手みたいに外野だ内野だってわけにはいかないので。それは苦労すると思いますよ」と分析。

 根尾はこの日の巨人戦で1―5の9回2死、4番手でマウンドに上がった。巨人の主砲・岡本和を高めの直球で空振り三振に斬ってみせた。3ー5の9回裏、1死一塁で打席にも立ったが空振り三振に倒れ、チームも敗れた。

 根尾は4年目の今年3月に内野から外野へ登録が変わり、主に外野の控えとして出場し、この日まで投手としては2度の救援で2回を投げて2安打無失点、最速150キロをマーク。立浪監督が13日にリーグ戦再開から投手主体で起用する方針を示していた。

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