巨人・大勢 10日ぶり登板で2ラン被弾、2点差に迫られるも根尾は3球三振斬り 1学年上の意地見せた

[ 2022年6月19日 18:07 ]

セ・リーグ   巨人5―3中日 ( 2022年6月19日    バンテリンD )

<中・巨>連敗を止め、マウンドで喜ぶ大勢(左)ら巨人ナイン(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 巨人のドラフト1位ルーキー守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が中日戦(バンテリンD)で9日の西武戦(ベルーナD)以来10日ぶりに登板。高橋周に2ランを浴びて2点差に迫られたものの何とか逃げ切った。

 セーブ機会ではない4点リードの9回に3番手として登板。先頭のA・マルティネスをいきなり四球で歩かせると、続く高橋周に1ストライクからの2球目フォークボールを右翼スタンドへ運ばれた。これで5―3と2点差。1死後、京田に中前打され、一発出れば同点というところまで追い込まれた。

 だが、ここで打席に入った根尾を154キロ、153キロ、153キロと速球で押して最後は空振りで3球三振。直前の9回表に4番手投手として登板し、4回に先制弾を打っている主砲・岡本和を空振り三振に仕留めた根尾だったが、1学年上にあたる大勢が意地で抑え込んだ。これで2死。最後は大島を初球の153キロ直球で三飛に打ち取った。

 大勢の投球内容は1回で打者6人に対して22球を投げ、2安打2失点。1三振を奪い、与えた四球は1つ、直球のMAXは155キロだった。なお、被本塁打は4月1日の大山(阪神)、6月9日のオグレディ(西武)に続いて3本目。
 

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月19日のニュース