ヤクルト・村上 「チームの雰囲気凄くいい」8連勝導く2打席連発20、21号に「お父さんありがとう」

[ 2022年6月19日 17:01 ]

セ・リーグ   ヤクルト8ー3広島 ( 2022年6月19日    神宮 )

<ヤ・広>ヒーローインタビューを終えガッツポーズの村上(左)と石川(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が広島戦(神宮)で15、16年の山田(ヤクルト)以来となる2年連続リーグ一番乗りの20号本塁打を放った。2打席連発となる21号も放ち、打点もリーグトップの56。チーム8連勝の勢いとともに若き主砲が量産態勢に入った。

 試合後村上は「(1本目の20号ソロは)何とかホームランで逆転したいと思って打席に入った。石川さんに勝ちをつけたいなという思いだった。自分のイメージした方向に飛んだ」と話し、「(2打席連発の21号ソロは)前の打席の感覚を持ちながら、同じ方向に狙って打った。うまくスライダーが引っかかってくれた」と手応えを口にした。

 村上は2―2で迎えた3回、2死走者なしの場面で、広島の先発・九里から勝ち越しの20号ソロ本塁打。さらに5回2死走者なしから2打席連発となる21号ソロを放ちリーグトップの打点を56とした。「父の日」に躍動し「ここまで大きく育ててくれて感謝しかない。お父さんいつもありがとう、という気持ち」と笑顔を見せた。

 チームはこれで8連勝。村上は「雰囲気は凄くいい。この勝ちに満足せず、また1試合1試合勝てるように頑張っていきたい」と表情を引き締めていた。

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