東海大菅生エース・鈴木泰成が完全復活! 自己最速148キロ右腕「夏は日本一に導きたい」

[ 2022年6月19日 05:30 ]

連覇を狙う東海大菅生の右腕・鈴木泰成
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 復活した東海大菅生のエース右腕・鈴木泰成(3年)が激戦区の西東京から全国制覇を目指すとぶち上げた。

 「春は全く役に立たなかったけど、夏は背番号1としてチームを日本一に導きたい」

 昨年12月に肘頭(ちゅうとう)疲労骨折の手術を行い、約3カ月のリハビリを経て5月上旬に実戦復帰。練習試合では自己最速を4キロ更新する148キロを計測した。今も右肘には2本のボルトが残っているという。

 「肘の状態は100%。自分の持っている以上の力を出して、憧れの場所にまた行きたい」。昨春選抜は2試合に登板したが、大阪桐蔭に降雨コールドで敗れた昨夏の甲子園ではベンチ入りできなかった。高校ラストシーズンへの思いは募る。

 感染予防対策のため各チームから部員1人と責任教師1人の参加となった抽選会に、副主将として参加。「(若林弘泰)監督から“夏は鈴木が一番投げるから行って来い”と言われました」。順当に勝ち進めば、選抜4強の国学院久我山と準決勝で対戦する。「自分たちのプレーを貫ければ」と力を込めた。(伊藤 幸男)

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2022年6月19日のニュース