ヤクルト・村上 令和初の3冠王へ リーグ一番乗り20&21号で打率もリーグ2位浮上 打点はトップ56

[ 2022年6月19日 19:39 ]

セ・リーグ   ヤクルト8ー3広島 ( 2022年6月19日    神宮 )

<ヤ・広>5回2死、村上が2打席連発の21号ソロ。眼光鋭くベースを回る(撮影・長久保 豊) 
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が広島戦(神宮)で15、16年の山田(ヤクルト)以来となる2年連続リーグ一番乗りの20号本塁打を放った。2打席連発となる21号も放ち、これで打率は.302。試合前のリーグ7位からリーグ2位に上昇。打点もリーグ単独トップの56に伸ばした。令和初の3冠王に向けて、若き主砲の打棒は勢いを増している。

 村上は2―2で迎えた3回、2死走者なしの場面で、広島の先発・九里から勝ち越しの20号ソロ本塁打。さらに5回2死走者なしから2打席連発となる21号ソロを放ち、リーグ単独トップの56打点。1試合2発は今季4度目。この日は四球、左中本、右本、中前打、四球と全5打席で出塁。打率をリーグ2位の.302まで上げた。

 ちなみに最後の3冠王は04年の松中信彦(ダイエー=現ソフトバンク)で平成唯一。ヤクルトでは過去に達成者はおらず、22歳の村上が達成すればプロ野球史上8人目(王貞治とランディ・バースは2度、落合博満は3度達成)で82年の落合博満(ロッテ)の28歳を抜き最年少となる。

【セ・リーグ打撃3部門3傑】
 打率
1 佐野(DeNA)  .330
2 村上(ヤクルト).302
3 吉川(巨人)  .300

 本塁打
1 村上(ヤクルト) 21
2 岡本和(巨人)  18
3 大山(阪神)   17

 打点
1 村上(ヤクルト) 56
2 牧(DeNA)    49
2 大山(阪神)   49

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