マー君黒星消した!楽天 土壇場9回2者連続弾など一挙5得点で逆転勝ち 首位オリックスに2連勝

[ 2021年7月7日 21:30 ]

パ・リーグ   楽天6―5オリックス ( 2021年7月7日    京セラD )

<オ・楽>9回2死、勝ち越しソロを放ち雄たけびを上げる岡島(撮影・大森 寛明)
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 楽天は7日、敵地オリックス戦に起死回生の2者連続アーチなど9回一挙5得点で6―5と逆転勝ち。1―5とリードを許した9回、1点を返しなお2死一、二塁から島内宏明外野手(31)が右翼スタンドに飛び込む同点11号3ラン。土壇場で田中将大投手(32)の黒星を消す一打を放つと、続く岡島豪郎外野手(31)も劇的な7号ソロを右翼スタンドに放り込み、首位相手に2連勝を飾った。

 田中将は初回からストレート先行で5回2死まで無安打無失点の好投。安定感抜群の投球を見せていたが、6回に崩れ3失点。福田、宗に連打を浴び1死1死一、三塁とされると吉田正に外角低め147キロのツーシームを上手く弾き返され、左中間を破る先制2点適時二塁打を浴びた。なおも2死三塁となってジョーンズに右前適時打を浴び加点。ベンチに戻るとガックリとうな垂れた。

 打線は5回まで4度先頭打者を出しながらも無得点と振るわず。このまま終わるかと思われた9回に突如爆発。2死一、二塁から浅村が左前適時打を放ち1点を返すと、島内が打った瞬間に確信する特大同点11号3ラン。起死回生の同点劇に球場がざわつくなか、続く岡島が初球を強振。ライナー性の打球がそのまま右翼スタンドギリギリに飛び込む7号ソロ。この回一挙5得点で逆転に成功した。

 9回は“守護神”松井が締め、22セーブ目。好投を続けた田中将の黒星を消すとともに、首位に連勝で2・5ゲーム差まで縮めた。

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