夏の甲子園 観客の受け入れ決定は21日に延期 日本高野連臨時運営委員会を開催

[ 2021年7月7日 18:19 ]

甲子園球場
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 日本高野連は7日、大阪市内で第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の臨時運営委員会をオンラインで開催。試合間隔を通常時の2時間30分に戻し、優勝校、準優勝校の決勝戦翌日の朝日新聞大阪本社訪問の中止を決めた。今春選抜の試合間隔はベンチ内消毒などの時間も考慮し2時間40分と10分長かったが、阪神甲子園球場との協議の結果、通常の時間で問題ないと判断した。

 観客の受け入れや新型コロナウイルス感染防止ガイドライン、PCR検査などについては、感染状況や政府、自治体の対応などを総合的に判断して、21日の臨時運営委員会で審議する。オンライン開催が濃厚な組み合わせ抽選会の日時も現時点では未定とした。
 主催の朝日新聞社の山本秀明高校野球総合センター長は「まん延防止等重点措置」を解除するか、あす8日に国が決定する見通しであることを踏まえ「オリンピックとは関係なく、主催者として決めさせていただく。参考にすべきところは参考にしたい。政府がどうするかで、イベント(開催)の指針も変わってくる可能性がある」と話し、状況の推移を慎重に見極める方針を示した。
 

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2021年7月7日のニュース