レッズ秋山は3打数無安打 守備での美技披露 先発カスティーヨ称賛「本当に素晴らしいプレー」

[ 2021年7月7日 12:57 ]

3回、先制のホームを踏んだ秋山(AP)
Photo By AP

 レッズの秋山翔吾外野手(33)が6日(日本時間7日)、カンザススティでのロイヤルズ戦に「9番・中堅」で今季13度目のスタメン出場。相手先発は左腕バビクだったが、今季対左投手に9打数3安打と苦にしておらず起用された。

 初回は守備で貢献。2死からロイヤルズ3番ペレスの105・6マイル(約170キロ)の弾丸ライナーが頭上を襲ったが、右中間寄りに背走し、落下地点に入って、ウォーニングトラックで難なくキャッチ。先発カスティーヨはマウンドで両手を上げ、安堵の笑みを浮かべた。

 試合後カスティーヨは「翔吾が良い外野手なのはわかっているけど、本当に素晴らしいプレーだった」と振り返った。

 打撃では第1打席は3回無死一塁で先発バビクの2―2からの90・1マイル(約145キロ)の外角直球に三ゴロ。秋山は一塁走者として残ったが、次打者インディアの右中間への大飛球をロイヤルズのセンター、テーラーが捕球できず。二塁ベース上で打球をうかがっていた秋山は、そこから全力疾走で先制のホームを踏んだ。

 第2打席は4回一死走者なしでバビクから四球を選んだ。第3打席は6回一死二塁、2番手右腕エルナンデスと対戦、1―2から97・4マイル(約156・7キロ)の外角低めのシンカーに見逃し三振。第4打席は8回2死走者なし、エルナンデスの97・6マイル(約157キロ)のシンカーを真芯で捉え、100マイル(約160・9キロ)の打球が飛んだがドジャー三塁手の正面だった。

 秋山は9回裏6―6、1死二、三塁の守備でロペス選手と交代した。

 試合はロイヤルズが9回裏に一挙4点を取り、7―6でサヨナラ勝ちした。

続きを表示

2021年7月7日のニュース