巨人・原監督「対応力、順応力。松坂の力が大きかった」 09年WBCの立役者の松坂をねぎらう

[ 2021年7月7日 16:15 ]

2009年WBC日本代表 集合写真
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 西武は7日、松坂大輔投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。世界一連覇し、松坂が大会MVPを獲得した09年WBCを指揮した巨人・原辰徳監督(62)が「エースとしてキューバ、アメリカを相手にしてね。城島と2人で組んで。素晴らしいバッテリーでした」と当時を回想した。

 NPBの試合と勝手が違う中で外国チームと対峙(たいじ)。捕手ミットを内角に構えながら外角にスライダーを投じたり、外角に構えてシュートを内角に投じるなどして幻惑した。「非常に(優れた)対応力、順応力。世界一を獲れたというのは松坂の力が非常に大きかった」と語った。

 監督就任1年目の02年は、日本シリーズで西武と対戦。第1戦に先発したのが松坂だった。原監督は「マウンドで振りかぶった時に球場を静まりかえらせることができる投手。数少ない投手の一人だと思いますね」と、凄さを表現した。

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2021年7月7日のニュース