巨人ドラ3中山 2軍戦で初マルチ 「とにかく必死」

[ 2021年7月7日 17:16 ]

イースタン・リーグ楽天戦でマルチ安打の活躍を見せた中山
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 巨人のドラフト3位・中山礼都(らいと)内野手(19)が7日、イースタン・リーグ楽天戦に「1番・遊撃」で出場し、初のマルチ安打をマークした。

 3回に中前打を放つと、4回には2死一、三塁から左前へ適時打。「打ったのは真っ直ぐです。とにかく必死でした」と140キロの直球をコンパクトに振り抜いた。

 3月下旬に左肋骨を骨折し、故障班、3軍を経て6月29日のロッテ戦から2軍に合流すると、5日の楽天戦で公式戦初安打を放った。6日の同戦から2戦連続の1番起用に応え、2本の安打で猛アピール。高校通算17本塁打のパンチ力と50メートル5秒9の俊足を兼ね備え「坂本2世」として期待される19歳が潜在能力の高さを見せた。

 ◇中山 礼都(なかやま・らいと)2002年(平14)4月12日生まれ、愛知県出身の19歳。小1で野球を始め、中京大中京では1年夏からベンチ入りし、2年秋に中日のドラフト1位右腕・高橋宏らとともに明治神宮大会優勝。昨夏の甲子園交流試合は「3番・遊撃」で出場。遠投は105メートル。1メートル82、80キロ。右投げ左打ち。

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2021年7月7日のニュース