巨人・山口 復帰2勝目へ7回途中1失点で降板 前回登板はノーノーまであと5人から被弾、敗戦投手に

[ 2021年7月7日 19:37 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年7月7日    東京D )

<巨・中13>力投する巨人の先発・山口(撮影・木村 揚輔)
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 米大リーグのジャイアンツ傘下3Aサクラメントを退団し、2年ぶりに巨人へ復帰した山口俊投手(33)が中日戦(東京D)で復帰後3度目の先発登板。7回途中6安打1失点と好投し、勝利投手の権利を得て降板した。

 復帰登板となった6月23日のDeNA戦(富山)は6回途中5安打1失点好投と“地方の鬼”の健在ぶりを見せつけて復帰星。本拠・東京ドームでの登板となった同30日の広島戦は自身2度目のノーヒットノーランまであとアウト5つとなった8回1死から伏兵・野間に2年ぶりアーチを打たれ、8回1安打1失点で敗戦投手となった。

 そして、自身1勝1敗で迎えたこの日は中日が相手。2回に球界最年長選手の福留に今季1号ソロを被弾して先制を許したが、失点はそれだけだった。

 味方打線は先制された直後の2回、主砲・岡本和の25号ソロであっという間に追いつくと、4回には安打出塁の先頭・坂本を一塁に置いて丸が初球を左越え10号2ランして勝ち越し。逆転してもらった山口は5回、2死から京田、大島に連打されて一、三塁のピンチを迎えたが、主砲・ビシエドを空振り三振に仕留めて失点を許さなかった。3―1のまま迎えた7回、2死走者なしとなった場面で打席にこの試合2安打されている京田を迎えると、ここで降板となった。なお、リリーフした2番手左腕・大江は京田を左飛に仕留めている。

 山口の投球内容は6回2/3で打者28人に対して105球を投げ、6安打1失点。7三振を奪い、与えた四球は3つだった。

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2021年7月7日のニュース