大谷翔平 松坂引退に「投げている姿忘れない」 ジャイロ憧れ「真剣に」練習も「僕の実力では難しい」

[ 2021年7月7日 15:07 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―3レッドソックス ( 2021年7月6日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>初回無死二塁から同点の右翼線適時二塁打したエンゼルス・大谷は、勝ち越し2ランを放ったスタッシとハイタッチ(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は6日(日本時間7日)、本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。今季最長タイの7回、89球を投げ5安打1失点で、4勝目で渡米1年目の2018年に記録した自身最多勝利数に並び、日米通算50勝目を挙げた。防御率は3・49となった。打っては、同点二塁打を放つなど4打数1安打1打点。チームは5―3で勝利し、再び貯金1とした。

 試合後、西武・松坂引退を知り「今、知ったのでちょっとびっくりはしているんですけど。僕はメジャーリーグの記憶が強い。残念だなという気持ちが強いですけど、投げている姿は忘れないかなと思います」。印象に残っている投球は「ジャイロボールじゃないですかね」とはにかみ、「僕は投げられると思って子どもの頃に真剣にやっていましたけど。今はちょっと難しいなと。僕の実力では難しいなと思っています」と語った。

 報道陣から「スプリットがジャイロ回転している」と聞かされると、「ということはジャイロスプリッターでいいかなと思っています。意識していないです」と笑っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月7日のニュース