西武・栗山「プロは移動日が見せどころ」午前6時起床で決勝打 源田気迫のヘッスラに発奮!

[ 2020年10月16日 22:18 ]

パ・リーグ   西武2―1オリックス ( 2020年10月16日    メットライフドーム )

<西・オ>ヒーローインタビューを終えガッツポーズする栗山(撮影・久冨木 修)
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 西武は、37歳の栗山が決勝の逆転2点二塁打で連敗を2で止めた。借金は2に戻った。

 0―1の6回2死一、二塁。オリックス先発・山岡の内角直球を鋭く右中間へ振り抜いたプロ19年目は「自分でもびっくりするくらいいい形ではじき返せた」と笑顔を見せた。

 前日(15日)は札幌で日本ハムとの3時間46分のナイトゲームにフル出場した。この日は午前6時に起床。同7時に現地を出発して本拠地に移動した。

 「プロ野球選手はここ(移動日)が見せどころ。こういう日にどうできるかが試される。結果が出てよかった」と2安打2打点に胸も張った。

 発奮材料もあった。直前の1死一塁で、一走の源田が二塁へヘッドスライディング。野手と交錯し頭部を強打して、プレーが一時止まった。「あんな場面で頭からいかれてびっくりした。(源田も)自分の失策で1点入って、そういう(頭からいく)プレーになったと思う」と、責任を自覚する後輩の戦いにも刺激を受けて、一打を放った。

 辻監督も「栗山はベテランで一番疲れているんだよ。それなのに素晴らしい一打だった。でもみんなも朝6時起きでしんどかったと思う」とナイン全員を称えていた。

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2020年10月16日のニュース