ヤクルト・歳内 古巣・阪神戦に甲子園で先発 5回途中2失点降板も両軍ファンから拍手

[ 2020年10月16日 20:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2020年10月16日    甲子園 )

<神・ヤ>2点を失い5回途中で降板する歳内(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトの歳内宏明投手(27)が16日、古巣・阪神戦に先発。阪神時代の16年4月27日の巨人戦以来1633日ぶりに甲子園のマウンドに上がったが、4回1/3、90球を投げ8安打2失点で降板。甲子園では15年9月29日のDeNA戦以来、1844日ぶりとなる勝利はならなかったが、阪神のエース・西勇との熱のこもった投げ合いを見せた歳内に、降板時には阪神ファンからも大きな拍手が送られた。

 初回、先頭の近本を二ゴロに打ち取ると、糸原、糸井を連続三振に仕留める立ち上がり。だが2回には先頭の大山に投手内野安打、サンズに左前打されたが、後続を抑えるなど、序盤は昨季に阪神に移籍していたエース・西勇と投手戦を展開した。だが、4回には先頭の大山に右翼線にポトリと落ちる三塁打を許し、1死からボーアには死球の一、三塁で、かつての女房役・梅野に左翼線へ二塁打を打たれて先制点を奪われた。5回にも1死から糸原、糸井、大山に3連打されて2点目を失った。

 歳内は昨年阪神を戦力外となり、独立リーグの四国アイランドリーグplus・香川を経て9月にヤクルト入りしてNPB復帰。今月1日のDeNA戦(横浜)では7回5安打無失点と好投し、3度目の先発で移籍後初勝利を挙げた。だが、その後は2試合続けて勝利を挙げることはできなかった。

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