巨人、今季100試合目は黒星 坂本犠飛で8回先制もその裏、大江が初球同点弾被弾 9回無死三塁も無得点

[ 2020年10月16日 21:05 ]

セ・リーグ   巨人1―2DeNA ( 2020年10月16日    横浜 )

<D・巨>8回無死、佐野にソロ本塁打を浴びて降板する巨人・大江 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人が区切りの今季100試合目でDeNAに1―2で競り負け、3試合ぶりの黒星。優勝マジックを自力で減らすことができず、貯金は27となった。

 巨人は0―0のまま迎えた8回、先頭・吉川尚が左翼線二塁打し、松原も中前打で続いて無死一、三塁。ここで通算2000安打にあと21としている坂本が中堅に犠飛を打ち上げ、待望の先制点をものにした。延長10回の末、5―5の引き分けに終わった前日15日の広島戦(東京D)の4回から続いていた連続無得点も14イニングでストップ。あとはリリーフ陣に勝利が託された。

 だが、8回に3番手として登板した左腕・大江が最初に迎えた相手主砲・佐野に投じた初球の真ん中直球を右翼スタンドへ運ばれ同点とされると、4番手右腕・ビエイラは2死二塁から大和に勝ち越しの右翼線二塁打を許した。

 DeNAは先発右腕・井納が7回4安打無失点と好投したが、打線の援護なし。8回に2番手として登板したパットンが先制を許したが、主砲・佐野がその裏に球団タイ記録となる5試合連発の20号を放ち、大和が右翼線二塁打を放って勝ち越し。9回に登板した新守護神・三嶋は先頭・田中俊に右中間三塁打を許したが、大城、立岡、吉川尚を3者連続三振に仕留めた。

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2020年10月16日のニュース