古巣・阪神相手に5回途中2失点 ヤクルト・歳内「悔しい」

[ 2020年10月16日 20:44 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2020年10月16日    甲子園 )

<神・ヤ>先発して力投するヤクルト・歳内(撮影・後藤 正志)
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 ヤクルト・歳内の甲子園凱旋登板は5回途中2失点降板と、ホロ苦い結果となった。「今日は古巣相手ということで気合が入りましたが、初回から少し力んでしまいました」と振り返ったが、序盤は最速147キロを記録し、初回には糸原、糸井からスプリットで連続空振り三振を奪った。

 「徐々にリズム良く投げられてきた」という中盤4回に梅野に左線適時二塁打を浴び、5回に大山の左前適時打。2点を失ったところでマウンドを降りた。「ピンチの場面で粘れず失点を許してしまいとても悔しい。もう少し長いイニングを投げたかった」。ベンチではタオルで顔を覆って悔しさを隠したが、それも復活の証明。右肩痛と戦力外を乗り越え、甲子園に歳内が帰ってきた。

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